自動車労働組合は減給と一時解雇に反対、ドイツのフォルクスワーゲンは大規模ストライキの脅威に直面
ドイツ金属労働組合は現地時間11月20日、フォルクスワーゲンの本社があるヴォルフスブルクで記者会見を開き、フォルクスワーゲン経営陣が提案した給与削減、人員削減、工場閉鎖に改めて明確に反対した。
労働組合は、企業の生産コストを削減するため、より多くの雇用を維持するために労働時間の短縮を受け入れ、計画されている従業員の賃金と賞与の増加額の一部を企業のリスク対処を支援する「将来基金」に組み込むことができると述べた。
労働組合は、これらの措置によりフォルクスワーゲンの人件費が15億ユーロ削減できると試算している。この計画が経営陣に受け入れられなければ、12月1日から「この国で前例のない大規模なストライキ」が行われることになる。
Global Finance11-21
フォルクスワーゲン